泣きそうなリアを必死に宥める零が可笑しくて仕方ない。



「もう死にたい…。」

「そんな事言うなよ!!リアチャンカワイイし!!俺なんかに勿体ないし!?だから…。」

「じゃあ付き合ってください…。」

「うん、わかった!!はっ!?」

「やったぁ~!!今日からよろしく!!」

「今のナシ!!勢いで返事した!!」

「男が二言言ってんじゃないよ。」



リアって恐ろしい…。



絶対別れてもらえねぇんだろうな…。



「おめでとうリア。」

「ありがとう!!じゃあ帰ろう~!!行こう零さん!!」



さよなら零…。



達者でな。



「よかったのかな?」

「零って誰とも付き合わねぇし。たまにはイイんじゃねぇか?」

「リアと零さんって異色…。」

「たまには尻に敷かれてみろって感じ。」

「律汰君も敷かれる?」

「俺は上に乗る方が趣味。」

「エッチ…。」



夢子の上とか最高だぞ。