母親は俺を親父に押し付けて故郷に帰った。
愛人の子が表を堂々と歩けるわけもなく…。
気がつけばそばにいた零と二人で生活してた。
零の父親が俺の親父の秘書で、母親は幼い時に死別。
秘書だから相当忙しいみたいで一人でいるよりは二人のほうがイイと、俺の世話を零にさせた。
そんな親達の背中を見て育った俺と零は荒れるしかなくて…。
勝手に親父の株を動かして莫大な金を手にした時から遊び感覚で二人で事業を始めた。
「尚人に後継ぎさせろって話しだよな。」
「でもあのガキお前の事崇拝してっから。お兄様の言う通り!!って感じ?」
「井坂の名字さえなければ尚人に押し付けんだけど…。」
「あいつに継がせたら会社も終わるってわかってんだよ会長は。」
「決断力ねぇもんな。」
尚人は俺の腹違いの弟。
今高3だと思う。
もし俺が親父の会社を継ぐとなった時の為に今高校に通わさせられてる俺…。
愛人の子が表を堂々と歩けるわけもなく…。
気がつけばそばにいた零と二人で生活してた。
零の父親が俺の親父の秘書で、母親は幼い時に死別。
秘書だから相当忙しいみたいで一人でいるよりは二人のほうがイイと、俺の世話を零にさせた。
そんな親達の背中を見て育った俺と零は荒れるしかなくて…。
勝手に親父の株を動かして莫大な金を手にした時から遊び感覚で二人で事業を始めた。
「尚人に後継ぎさせろって話しだよな。」
「でもあのガキお前の事崇拝してっから。お兄様の言う通り!!って感じ?」
「井坂の名字さえなければ尚人に押し付けんだけど…。」
「あいつに継がせたら会社も終わるってわかってんだよ会長は。」
「決断力ねぇもんな。」
尚人は俺の腹違いの弟。
今高3だと思う。
もし俺が親父の会社を継ぐとなった時の為に今高校に通わさせられてる俺…。


