草食系肉食男子と夢子チャン

律汰君が何も言わないから忘れてた…。



あの日車で寝た時のだ…。



「ね、寝よ!!ねっ!?」

「脱げよ~。」

「ちょっと律汰君!!ヤダ!!お風呂ムリ!!」

「約束は果たせよなぁ~…。俺は根性ねぇ奴を好きになった覚えはねぇ!!」



今…何て言った?



『好きになった』



そう言ったよね?



あたしの…事?



その言葉に放心してたらいつの間にかバスルームにいた。



さっきお風呂に入ったのに…。



パジャマがわりの中学ジャージを脱がせられた…。



「へっ!?だ、ダメ!!」

「夢子…。」

「んっ…。」



強引過ぎるキスで頭がボーッとする…。



スルスル脱がせられてるのに抵抗出来ない…。



「先に入って。」



お酒で酔った律汰君の虚ろな目がやけにセクシーでついうっとり…。



タオルを取って隠しながら浴槽に入った。



白見がかったピンク色のお湯のおかげで身体は見えないけど…。



究極に恥ずかしい~!!