夢子は俺をサポートしてくれて、今じゃよき妻。



ママとしてもよくやってくれてる。



「一汰も大分落ち着いたな」

「そうだね、そのうち彼女とか連れて来るんだろうな…」

「そろそろ二人目作るか」

「えっ!?本気!?」

「夢子次第?」

「欲しい…かな…?」



愛のある家族ってすげぇ幸せ。



家庭の真ん中にいる夢子はいつもニコニコしてて、それを見て笑う俺と一汰。



次に産まれてくんのは男でも女でもどっちでもイイ。



この家庭で育てばきっと明るい子に育つから。



「リツ~!!結婚記念日にどっか行こう?」

「仕事」

「えぇぇぇ~…。じゃあ映画行く約束は?」

「忘れた」

「もうイイもん!!一人で行くから!!」

「勝手にしろ」

「リツのばーか!!」

「俺にそんな文句あんならもうチューしてやんね」

「ウソ!!リツ天才!!ごめんね?」



毎日こんな感じだけど、お前は俺の宝物だ。



仕方ねぇからたまには構ってやるよ。