それでもリツの顔を見ると別れを切り出せない。
別れたくない…。
別れたらリツはあたしを追ってはくれないと思うから…。
「今何してた?」
「お兄…」
「元気ねぇな!!何かあったか?」
お兄ってスパイなんだよね?
お兄に話したら何か変わる?
「もうイヤ…」
「うん」
「えっ!?」
「わかってっから。律汰は俺達がちゃんと守る。命に変えてもな?」
「お兄…」
あたしもあたしの出来る事をしなきゃ。
あたし、別れるよリツ。
ただ1通、手紙を残してリツの部屋を出た。
戻れない事も承知。
リツを裏切るのはもうイヤだから。
「風雅さん、別れたから迎えに来て」
「本当に!?そんなにアイツが大事なんだ」
「ううん、もうイイの。半年くらい構われてないし…あたしも…幸せになりたいから…」
「今行く」
大好き…リツ…。
別れたくない…。
別れたらリツはあたしを追ってはくれないと思うから…。
「今何してた?」
「お兄…」
「元気ねぇな!!何かあったか?」
お兄ってスパイなんだよね?
お兄に話したら何か変わる?
「もうイヤ…」
「うん」
「えっ!?」
「わかってっから。律汰は俺達がちゃんと守る。命に変えてもな?」
「お兄…」
あたしもあたしの出来る事をしなきゃ。
あたし、別れるよリツ。
ただ1通、手紙を残してリツの部屋を出た。
戻れない事も承知。
リツを裏切るのはもうイヤだから。
「風雅さん、別れたから迎えに来て」
「本当に!?そんなにアイツが大事なんだ」
「ううん、もうイイの。半年くらい構われてないし…あたしも…幸せになりたいから…」
「今行く」
大好き…リツ…。


