リエの部屋の前でインターホンを押すと、すぐに開いたドアからリエが飛び出してきた。
「おかえりなさい!!」
やっぱり好きなのかもしれない…。
家の中に入るとイイ匂いがした。
「朝ごはん食べた!?」
「いや…」
「じゃあ一緒に食べよ!!」
俺、朝は食わないから…。
夢子はいつも一人分しか作ってなかったな…。
仕方なく食った朝メシは初めて食う味だった。
夢子の味じゃねぇ…。
「ねぇ律汰、何で来たの?」
「わかんね」
「キスしたい…」
「ん」
キス…。
首に手を回して来たリエ…。
夢子はいつも固まって目をギュッとつぶるか俺が不意打ちでするんだっけ…。
そう思った瞬間、俺は反射的に顔を反らしてた。
「律汰…」
「ごめんリエ…」
「あたしに会いたいから来たんでしょ?」
「違うんだ…。ハッキリさせたくて来た」
「何を…」
「お前への気持ち」
ごめんな夢子…。
「おかえりなさい!!」
やっぱり好きなのかもしれない…。
家の中に入るとイイ匂いがした。
「朝ごはん食べた!?」
「いや…」
「じゃあ一緒に食べよ!!」
俺、朝は食わないから…。
夢子はいつも一人分しか作ってなかったな…。
仕方なく食った朝メシは初めて食う味だった。
夢子の味じゃねぇ…。
「ねぇ律汰、何で来たの?」
「わかんね」
「キスしたい…」
「ん」
キス…。
首に手を回して来たリエ…。
夢子はいつも固まって目をギュッとつぶるか俺が不意打ちでするんだっけ…。
そう思った瞬間、俺は反射的に顔を反らしてた。
「律汰…」
「ごめんリエ…」
「あたしに会いたいから来たんでしょ?」
「違うんだ…。ハッキリさせたくて来た」
「何を…」
「お前への気持ち」
ごめんな夢子…。


