合コンで知り合った3つ下の女。



「このままセフレなんてイヤだよ?」

「ごめんね、僕彼女いるから。初めに言ったよね?」

「別れてあたしと付き合ってよ…。」

「ムリ。じゃあこれラブホ代ね?」



今回限りだな。



つまんねぇ女…。



ラブホを出て車まで行くと夢子が車の前にうずくまってた。



そういやコイツ俺ん家知らねぇのか…。



「乗れば?」

「うん…。」



手も出す気はないし何するわけでもない。



ただ居座らせてやるだけ。



「彼女いるのに堂々とキスマークつけて帰ってくんなって話し…。」

「は!?マジで!?あの女…。」



バックミラーで見た首のキスマーク…。



勝手な事してんじゃねぇよマジで…。



「浮気1回目?」

「ん~?8回目。」

「あたしが彼女なんだからね!!」

「だから?」

「もうイイ!!」



彼女なんて肩書きだけだ。



俺は誰にも縛られたくない。



夢子にもな。