その日は夢子とフランス料理を食いに行ったけど一緒にいるのが恥ずかしくなった…。



全くマナーを知らない夢子…。



「これはお仕置きが必要だな…」

「痛いのイヤ!!」

「帰ったら風呂だ。痛くなんかしねぇよバカ」

「お風呂…」



これから毎日ビシバシやってやる。



そして誰にも文句は言わせない。



「明日から会社くんな」

「えっ…」

「習い事行かせてやるから女を磨け」

「わかりました!!超イイ女になってリツをメロメロにさせるんだぁい!!」



お前が脳天気でよかった…。



多分俺そこに救われてるわ…。



「んじゃ、1ヶ月後にちゃんと親父に紹介するから」

「えっ!?だ、大丈夫かな…」

「やれんだろ、俺の女ならな?」

「めっちゃ頑張るよ!!だってリツの彼女だもん!!負けず嫌いだし!!」

「さすが夢子」



そのまま俺に尽くしてくれ。



そしたらズット好きでいてやるからな。