ピクッとリツの眉毛が動いたのは見なかった事に…。



あたしとリツと他のクラスの半分の子達は衣装担当、もう半分は店作りになった。



その日の帰り道…。



「てめぇふざけた事言ったな?」

「い、いえ…」

「俺に言うこときかせたい?夢子のくせに身分もわきまえないとこがたまんねぇな?」



超怒ってる!!



これは早めに退散した方がイイんだけど…今からバイトです…。



会社に着いたら即リツのオフィス行き…。



「これに着替えろ」

「これをここで!?」

「貧乳向けに作ってやったんだからな」



派手な下着を着ろと言うリツ…。



外からは見えないしカギかければ誰も入れないんだけどさすがにここで下着姿になるのは…。



「俺を従わせたいんだろ?だったらまずお前が従え」

「はい…」



渋々脱いで着替えた…。



リツは仕事に夢中だし…。



超恥ずかしいんですけど!!



「リツ…」

「あ?あぁ、終わったか。おぉ!!狙い通り!!」



いやらしい目じゃないの?