それから久しぶりに桐島悠斗に会ったのは夢子と下校してる時だった。
髪の色が変わっててヤンキーらしさは全くなくなってる…。
「夢、俺デカくなるから」
「デカくって…身長はもう十分だよ?」
「ちげぇよバカ!!井坂に張り合えるくらいになるって言ってんの!!」
何の取り柄もないガキの戯言。
そう思ってた。
桐島に会ってから1ヶ月、俺の服が乗ってる雑誌が学校の机に置いてある…。
「誰が置いたんだよ…」
「あたしこれ見たかった!!見せて~!!」
誰かが間違って置いてった程度に思って夢子に雑誌を渡した。
パラパラと雑誌をめくる夢子の手が急に止まった…。
「悠斗って…」
「えっ!?」
夢子の視線の先には1ページを独占する桐島悠斗のアップ…。
『グランプリ』
その文字と名前と桐島悠斗…。
あいつ…。
髪の色が変わっててヤンキーらしさは全くなくなってる…。
「夢、俺デカくなるから」
「デカくって…身長はもう十分だよ?」
「ちげぇよバカ!!井坂に張り合えるくらいになるって言ってんの!!」
何の取り柄もないガキの戯言。
そう思ってた。
桐島に会ってから1ヶ月、俺の服が乗ってる雑誌が学校の机に置いてある…。
「誰が置いたんだよ…」
「あたしこれ見たかった!!見せて~!!」
誰かが間違って置いてった程度に思って夢子に雑誌を渡した。
パラパラと雑誌をめくる夢子の手が急に止まった…。
「悠斗って…」
「えっ!?」
夢子の視線の先には1ページを独占する桐島悠斗のアップ…。
『グランプリ』
その文字と名前と桐島悠斗…。
あいつ…。


