ゴクッとビールを一口飲んだリツは桐島君に笑顔を向けた。
「夢子を奪うなら俺くらい偉くなってからにしろよ。今のお前じゃ夢子の気持ちはブレもしねぇ」
「偉そうに…」
「デートの邪魔だよ店員さん」
あたしを奪うなら?
リツは奪われてもイイと思ってるの?
「あたし…いらなくなるの?」
「は?」
「ズット一緒にいるのはあたしじゃないの?」
「夢子次第。作戦が成功したらお前の安否は保証出来ねぇから。それくらい危険な事をするし、俺だってもしかしたら作戦終了後に逆恨みされて…」
「そんなのヤダ!!」
「そういう世界だ。何千人も切らなきゃいけないだろうし井坂もスミスも裏事情がやべぇから」
そんなの聞いてないよ…。
ただ2つの会社を1つにまとめるだけじゃないの!?
何でそんな犯罪絡みの話しになるの…。
「俺がお前を手放す時はそれなりの男に任せたいと思うし」
「あたしは…あたしは自分の意志で好きな人のそばにいるもん!!」
リツの側を離れたくないもん…。
「夢子を奪うなら俺くらい偉くなってからにしろよ。今のお前じゃ夢子の気持ちはブレもしねぇ」
「偉そうに…」
「デートの邪魔だよ店員さん」
あたしを奪うなら?
リツは奪われてもイイと思ってるの?
「あたし…いらなくなるの?」
「は?」
「ズット一緒にいるのはあたしじゃないの?」
「夢子次第。作戦が成功したらお前の安否は保証出来ねぇから。それくらい危険な事をするし、俺だってもしかしたら作戦終了後に逆恨みされて…」
「そんなのヤダ!!」
「そういう世界だ。何千人も切らなきゃいけないだろうし井坂もスミスも裏事情がやべぇから」
そんなの聞いてないよ…。
ただ2つの会社を1つにまとめるだけじゃないの!?
何でそんな犯罪絡みの話しになるの…。
「俺がお前を手放す時はそれなりの男に任せたいと思うし」
「あたしは…あたしは自分の意志で好きな人のそばにいるもん!!」
リツの側を離れたくないもん…。


