草食系肉食男子と夢子チャン

この二人のデートとかどんなんだろ…。



「零チャンはあたしの事なんかウザイと思ってるもんね?」

「そ、そこまで言ってませんよ…。」

「って事はやっぱり少なからず思ってるわけだ。」

「いえ、もう突っ込まないでください…。」



やっぱりリアのが上の立場にあるのか…。



そう思ってた休憩終了直前のトイレ…。



「そんなに私を怒らせたいんですか。」

「うん…。」

「コーヒー、マズかったです。だからお仕置き。」



ぎゃあぁぁぁぁぁ!!



こりゃマズイ!!



リアのそんな事情知りたくなかった!!



見なかった事にしよう!!



零さんって律汰君にそっくりだ…。



リアもハマっちゃったわけね…。



「夢子、これをショップまで届けて来い。あのビルん中に入ってるショップな?」

「これって…。」

「客の取り寄せ。ヒマそうだから宅配して来い。」

「ご褒美は?」

「極上に溶けるの。」

「行ってきまぁす!!」



ハマるとこうなっちゃうんだよ…。