「お姉ちゃんは、何だった?」 「ピンクの石の、ピアスだよ~。」 ピンク、いいなあ。 お姉ちゃんは、耳も開けてる。 でも、成人してからだし。 「よかったね。」 ……あれ。 だとすると、あの箱は…。 「母さん、これ。」 細長い、一番高級感のありそうな箱を、お母さんに渡した。 「私に!?いつもはくれないのに…。」 だよね。 いつもあげてないし。 陸がいるから? 見栄張って?