「じゃーん!」 手には、三つの小さな箱が置いてある。 一つは細長く、あとの二つは、正方形の箱。 「これは雨音にな。」 そう言って、正方形のピンクの箱を手渡した。 「ありがとーっ!!」 ピンク色、いいな…… ぼうーっと見ていると 「雫には、これ。」 今度は、正方形で薄いブルーの箱を渡してくれた。 「あ、ありがと。」 「ふっ…。」 ピンクが欲しかったのにブルーが来て落ち込んでる私を見て、それを分かったように、しかも私にしか聞こえないような声で、鼻で!!笑った。 もちろん陸が。