外はまだまだ寒くて、マフラーなしでは歩けない。 強く風が吹きついてきて、頬はきっと真っ赤。 陸は、ポッケに手を突っ込んで堂々と歩いてる。 この背中、大好きだったな。 かっこよくて、なぜかそばにいると安心して。 わたしの自慢の彼氏なんだよね。 すごくクールで。 新幹線が来て、乗り込んだ。 別れへのカウントダウンが始まった。 大阪より名古屋のほうが近いから、わたしが先に降りることになる。 自分から別れるみたいなの、ほんとはやだな。