「家ないって、どうして?」 「俺の家族、俺の留学と同じ時期に引っ越したんだよ。だから、千葉まで行かねぇと俺の住む家はないってこと。」 「ちょ、どうすんのよ?」 「ん…?だから、どうしよっかなあ…って。」 陸が、私をじっと見つめて、何か言いたげにしている。