そう返事をした後で、あたしはかなり動揺した。
「どどどどうしてあたしの考えてることが分かったの!?」
「『ど』が多すぎ」
そこツッコまなくていいからっ!
「横目でちらっと見たらレミの眉間にシワが寄ってた」
達郎は小さな笑みを浮かべながらポー全集を閉じた。
「眉間にシワが寄ったということは、なにか不快なことでも思い出したんだろう」
―今は捜査の最中だから不快なこととは事件に関したことだろう。
(あたしたちは)直前まで、吉原しのぶの言動について話をしていた。
そのことで不快もしくはそれに近い感情を抱くとしたら、謎の男に喉を切り裂かれるという、あの夢の話に行き着く。
「そしてその夢のことを思い出しながらオレを見たということは…」
「もう分かったわよ」
そう言ってあたしはタメ息をついた。
まったく、うかつに眉も動かせやしない。
まぁ、そんな達郎を頼りにしてるあたしもあたしだけど。
「どどどどうしてあたしの考えてることが分かったの!?」
「『ど』が多すぎ」
そこツッコまなくていいからっ!
「横目でちらっと見たらレミの眉間にシワが寄ってた」
達郎は小さな笑みを浮かべながらポー全集を閉じた。
「眉間にシワが寄ったということは、なにか不快なことでも思い出したんだろう」
―今は捜査の最中だから不快なこととは事件に関したことだろう。
(あたしたちは)直前まで、吉原しのぶの言動について話をしていた。
そのことで不快もしくはそれに近い感情を抱くとしたら、謎の男に喉を切り裂かれるという、あの夢の話に行き着く。
「そしてその夢のことを思い出しながらオレを見たということは…」
「もう分かったわよ」
そう言ってあたしはタメ息をついた。
まったく、うかつに眉も動かせやしない。
まぁ、そんな達郎を頼りにしてるあたしもあたしだけど。


