「気にしても仕方ないですよ」
あたしは気休めに聞こえないように言った。
すると横にいた達郎がやおら柵に向かって歩きはじめた。
「達郎?」
声をかけても答える気配はない。
仕方なく小林巡査と一緒に後についていった。
吉原しのぶの遺体があったブナの木の横を通り過ぎて、柵の手前で立ち止まる。
「あなたはどうして不審者に気付いたんです?」
突然振り向いた達郎に、あたしも小林巡査も驚いて思わずのけぞった。
「レミ、ふざけてるんじゃない」
だっ誰のせいじゃい!
「自分が不審者に気付いたのは人影が動くのを見たからであります」
うわ、反応早っ。
警官の鑑だわこの人。
「人影が動いた…」
達郎は唇を尖らせた。
視線は公園の入口に飛んでいた。
「事件当夜もバイクで公園に来たんですよね?」
小林巡査はそうですと答えた。
「公園の入口にはああやって街灯がある…」
あたしは気休めに聞こえないように言った。
すると横にいた達郎がやおら柵に向かって歩きはじめた。
「達郎?」
声をかけても答える気配はない。
仕方なく小林巡査と一緒に後についていった。
吉原しのぶの遺体があったブナの木の横を通り過ぎて、柵の手前で立ち止まる。
「あなたはどうして不審者に気付いたんです?」
突然振り向いた達郎に、あたしも小林巡査も驚いて思わずのけぞった。
「レミ、ふざけてるんじゃない」
だっ誰のせいじゃい!
「自分が不審者に気付いたのは人影が動くのを見たからであります」
うわ、反応早っ。
警官の鑑だわこの人。
「人影が動いた…」
達郎は唇を尖らせた。
視線は公園の入口に飛んでいた。
「事件当夜もバイクで公園に来たんですよね?」
小林巡査はそうですと答えた。
「公園の入口にはああやって街灯がある…」


