「あんな美人と知り合う機会なんてなかなか無いわよ」
「別に。美人ならいつも見てるし」
へ?
達郎の視線はあたしに向いていた。
「なにを…」
そう言いかけた時、携帯が鳴った。
捜査本部からだった。
電話をかけてきたのは上司の岸警部。
二、三のやりとりの後、あたしは電話を切った。
「東久志のアリバイが更に確実になったわ」
捜査陣が聞き込みを続けたところ、昨夜11時ごろタクシーを拾う東を見掛けた人物を見つけた。
しかも複数。
「コンパ帰りの学生グループが東を見たっていうのよ」
「東との接点はありそうな連中か?」
「全然なし」
「だろうな」
「あたし署に戻るわ」
今から捜査方針を練り直すそうだ。
「こんな時間から会議なのか。大変だな」
「それが刑事の仕事よ」
そう答えると、達郎の顔に笑みが浮かんだ。
「さすがレミだな」
…。
なにがさすがなのか良く分からなかったが、元気は出た。
「別に。美人ならいつも見てるし」
へ?
達郎の視線はあたしに向いていた。
「なにを…」
そう言いかけた時、携帯が鳴った。
捜査本部からだった。
電話をかけてきたのは上司の岸警部。
二、三のやりとりの後、あたしは電話を切った。
「東久志のアリバイが更に確実になったわ」
捜査陣が聞き込みを続けたところ、昨夜11時ごろタクシーを拾う東を見掛けた人物を見つけた。
しかも複数。
「コンパ帰りの学生グループが東を見たっていうのよ」
「東との接点はありそうな連中か?」
「全然なし」
「だろうな」
「あたし署に戻るわ」
今から捜査方針を練り直すそうだ。
「こんな時間から会議なのか。大変だな」
「それが刑事の仕事よ」
そう答えると、達郎の顔に笑みが浮かんだ。
「さすがレミだな」
…。
なにがさすがなのか良く分からなかったが、元気は出た。


