とても長く感じた。でも、ほんとはそんなに経ってなんかない、思ってるよりも短い時間。 右側に見える波の音も、通り過ぎる車の音さえ、聞こえなかった。 あかり「あ〜!もう…」 沈黙をやぶろうとしたのは、わたしだった。 でも、それはすぐになかったことになった。