転んだら死神が微笑んだ

プルルルル… プルルルル…

知春『はい。もしもし〜。』

あかり「あっ。あの、あかりですけどっ!!」




知春「あかりちゃん?久しぶり〜っ。どうしたの?」




あかり「あ。ちょっと、相談したいことがあって。」

知春『相談事?もう学校は終わったの?』

あかり「はい。終わりました。」




知春「そっか。えっとね〜、もうちょっとでこっちも仕事終わるからさ。今から言う所に来てもらえるかな?」



あかり「はい。わかりました。…はい。…はい。じゃあ、着がえてから行きます!それじゃあ。」

ピッ

気がついたらわたしは、制服のリボンをくねくねさせていた。


あかり「何コレ?」

わたしはそのくねくねさせている左手をじっと見た。

貴志「お前何やってんの?」

そこに、運悪くタカシがやって来た。