転んだら死神が微笑んだ

いったい、どういうことなんだろ?なんで、ひよりちゃんは家にいないの?



貴志「……おいっ!オイって!」


わたしの耳に、やっとコイツの声が入ってきた。

あかり「…アンタ、なんでここにいるの?」

貴志「…ったく、お前な〜。」

執事の声『もしかして…あかりさんでいらっしゃいますか?』


あかり「はい!そうです。」

何か向こうのほうで、やりとりのようなものが聞こえてきた。


貴志「ちゃんと説明してくれないか?」

まだ、インターホンのほうはザワザワしていたので、わたしは今日のことをコイツに伝えることにした。

でも、すごくパニックになっていて、話していることがままならず、端々をとばしてしゃべっていた。



貴志「す、すこし落ち着けって!」

コイツがわたしにそう言った瞬間、インターホンから何かが聞こえてきたけど、重なってて聞こえなかった。


ガチャッ


あかり「今、なんて…。」

貴志「さぁ…。」

あかり「もぉー、アンタのせいで聞こえなかったじゃないっ!」

貴志「お、俺のせいかよ…。」