「さぁ?どおでしょう」 樹の意地悪な声が聞こえる。 いつもの樹…… 「絶対知らない。」 なんとなく意地を張る。 「はぁ!?俺を誰だと思ってんの、生徒会長様だぞ。生徒の個人情報くらい持ち合わせてんだょ」 エッヘンとでも言うように樹は電話越しで威張っている。 けど、けど…こんなのって 「犯罪…みたい。」 「なぁ!?違うから、麗の家は前から知ってるしって、あぁ!コレじゃまるでストーカーみたいだょ」 そうやってアタフタしている樹を想像するとアタシは吹き出すように笑う。