「優子~っ!!」






「ま、待って!!あとちょっと!!」





「遅刻するってぇ!!」



直と美々が私の家の玄関で何やら焦った声を出している。



「だって制服の着方難しかったんだもん!!」




「あんたは…入学してくる1年かっ!!」


という美々の鋭いツッコミに笑いながら、


学校への道を走りだす。




「まってよぉ~!!」


私は今日から学校。