「優子!?大丈夫か??」 私は、涙が止まらなかった。 「ゴメンね…来斗…!!思いだしたよ…?? 来斗との日々…。」 来斗は嬉しさと驚きが混じった顔をしていた。 「本当か!?」 「それ以上は分からないけど… ねぇ来斗…。 私はもう来斗と付き合えないけど、 これだけは覚えててね?? 私は… 来斗のことが 大好きだったんだよ…!!」 その言葉を聞くと、 来斗は目に涙をためながら笑って言った。 「知ってるって!!」