「じゃあ、今日はありがとな!!」 「うん。」 和泉は私に手をふって別れた。 私は去っていく和泉の背中をずっと 見てめていた。 スキ… スキ… スキ… 溢れそうな気持ちをじっとおさえる。 でも私が和泉を好きになるのには 一つ 大きな問題があった。