「まにょ~~!!」
私を見つけて走ってきたのは
美雪だった。

「すご~~~!!
綺麗すぎてすごく目立ってるよ。」


「え~やだ!!
私大丈夫??」


そこにパパ
柴田がやってきた。


「まにょ、スゲー似合うよ。
でも…美雪には負けるけど。」

そう言うと
ママ
美雪が嬉しそうに
抱きついた。


 この二人は大丈夫ね~


「俺たちも元哉にたのまれたんだ。
今日雑誌の取材があるって
要するにサクラってこと。」


「そうなんだ~」


「今日だけはローラーだよ。」
美雪が私の手を引っ張った。


踊りの輪に入っていく。