目が覚めるとそこは
私の部屋…。


ママの夢…か…。


23歳にもなって、クリスマスに何の予定も無い
可哀相な私の夢に
見兼ねて忠告しに来たのかな?


しっかりしなさいよって…。

でも、最高のプレゼントだよ

ママ…。


ありがとう。


……。


でもママ…ごめんね…。


ママみたいに、素敵な女の人に私はなれそうにない。


ママから引き継いだ、キラキラしたアクセサリーもドレスも、私には似合わないよ。


何よりママみたいに、素敵な笑顔で笑えない…。




ママの自慢の娘になれなくて

ごめんね…。