由樹の迫力にあたしは喋れなくなってしまう



「マジむかつく..
何よ!何なのよ!!」


そう言って、祐実があたしの方を睨む




「奈美のせいよ!そうやって、あたしから何でも取って!!

あんたも・・・



美香と一緒にいなくなれば良かったんだよ!!

あんな奴消えて超嬉しかったのに」




カァァ

自分でも頭に血が昇るっていうのがわかった




気づいたら、あたしは祐実に飛びついていた


「美香の事何にも知らないくせに!!」


「知るはずないじゃん。あんなキモい人!!」





「・・・っ」


「てか、いい加減どけよ!!」


蹴られたと同時に、昼間が終わるチャイムがなった