「それ、本気っ!? てか、それでいいわけっ!?」 真美の声がファミレス中に響き渡る。 「うるさい…。」 わたしが横目で言う。 週に1回の恒例。 ファミレスで真美と語っていた。 そして、裕と付き合ったことを 報告したら案の定。 「なんで!?いいの!?ねぇ、藍衣っ!!」 真美は、信じられないらしい。 「だって、裕優しいし。」 「それだけ!?」 「ほら…、ずっと一緒にいるしっ…。」 「だから??」