あれから、何も変わってない。 ただ、お姉ちゃんもお母さんも私に一切口出ししなくなった。 この学校で、この事を知ってるのは裕しかいない。 はずなのに………。 「……みんなが知ったら、どうなるだろうね。 同情して、お金くれるんじゃない?」 上原が笑う。 違う。 そんな事は、求めてないのに。 みんなに知られたくない……。