ここで、裕と約束したんだ。
「…お互い、ちゃんとした大人になれたらいいねって。」
ヤンキーをやめて、高校に行くって。
「俺が、族をやめるって言ったら。
藍衣、めっちゃキレたよな。」
裕が笑って言う。
――俺……。族、やめる事にした。
――……は?馬鹿じゃないの?
「何回も、説得したよね。」
――なんで?あたし、裕が喧嘩してる時
見るのが好きなのに。
「俺だって、説得したじゃん。」
――やっぱり、ちゃんとした大人になりたいし…。
いつまでも、こんな事続けていくわけにもいかないだろ?
「裕が泣いた時、びっくりしたし。」
――ただの我が儘かもしれない。
でも、自分で決めたんだよ…。
しっかり、けじめをつけたいんだ。
藍衣と一緒に。

