半径1㍍禁止


1人で、その場に座り込んで待っていた。

近くを見渡すと、自販機を見つけた。


あー、煙草吸おうかなー。

立ち上がって、自販機に向かう。


「あたしが、好きなやつだ。」

即、お金を入れてボタンを押した。


――ドンッ


「……はぁー。」

また即、ライターを出して一服。


この味だよ…!


あっという間に、二本目に突入した時。


「馬鹿か。」

後ろから、頭をチョップされた。


「痛ー。」

後ろを向く。


「こんな所で、座り込んで煙草吸って…。
お前は、不良かっ。」

裕が呆れ顔で言った。

「不良じゃないしー。元ヤン~。」

元だよ?と、つけ加える。


そんな私を見て、裕は笑った。


「行くぞ。」

裕が私の手をとる。

「どこに行くの。」

私が言った。