半径1㍍禁止

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中学の時。


ずっと、大切な子がいた。

ずっと、一緒にいた子がいた。


「…桐斗っ♪」

その子に名前を呼ばれると。

自然に笑顔になる。


名前は、ゆりか。


この時の俺は、女にちやほやされるのは
好きじゃなかった。

ゆりかは、特別だった。


悩みがあれば、相談したし。

相談したら、真剣に聞いてくれた。


別に、好きとかいうんじゃなくて。

純粋に仲の良い友達だった。


ゆりかには、彼氏がいたし。

俺も、そこはちゃんと受け止めて接していた。


「ゆりか、帰るぞ。」

彼氏から、呼ばれる。

「うんっ!桐斗、またねっ!」

俺と雑談してたゆりかは、手を振って教室を出て行った。


幸せそうだな。