半径1㍍禁止


「桐斗が、いけないんだよ…。」



過去と。

『そいつも、潰してやるよ。
………お前みたいにね。』


現在。

『俺が藍衣を探してたからだよ。』


変わってないのは、私を探していた事。



桐斗が、過去のままだったら…。

私を心の底から嫌ってるはず。



変わってたら……。


信じていいの?



桐斗の袖をぎゅっと握った。

偽りなんて。

嘘なんかにしたくない。



「…分かんない。」


「俺も、分かんない。」

桐斗が困った顔をする。


「ちゃんと、
言いたい事あるなら言えよ?」

「だって……。」


これが、本当だったら……。



「言えない……。」



もう、終わりになる。