半径1㍍禁止


「…なんか、2人仲良いみたいだね。」

純平君が笑って言った。


「やめて。冗談じゃな…。」

「うん。
だから、ちょっと遊んでくるよ。」


「え…?」

腕を掴まれた。


「いいよ。俺は、真美と話しとくから。」

「藍衣ちゃん、楽しんでねっ!」

真美が笑って言う。


え?あの……、話聞いてた?


「俺の部屋、連れて行ってあげるよ。」

「……いやー、遠慮しとく。」

私が苦笑いで言った。


けど、桐斗から腕を引っ張られる。


だからさ…、話聞いてる?


「…もう~…。」

仕方なく、桐斗の部屋に入った。


――ガチャ


「……お洒落なお部屋ですね。」

部屋を見渡して、そんな事を言った私。

「藍衣、アホ丸出しじゃん。」

桐斗が小馬鹿にしたように笑う。