立ちすくんだ、私。 「……なんで、桐斗がいんの…?」 すると、桐斗が私に近づいて言う。 「だってここ、俺の家だし? こっち、俺のお兄ちゃん。」 純平君を指差して言う。 「………嘘だ。」 これは…、悪い夢だよ。 「やっぱり…。」 桐斗から、腕を引っ張られた。 顔が近づく。 そして、耳元で囁かれる。 「運命だよ。」