半径1㍍禁止


「敬語じゃなくていいよっ。
俺の事も、純平でいいし。」

そう言って、サイダーとりんごジュースを持ってきてくれた。


「いやいや…。」

私が控えめに首を振る。

本当は、タメ口がいいです。


「大丈夫っ!真美の彼氏だからー!」

真美が、純平君の隣に移った。


移りやがったよ、この子…。


「…じゃぁ、タメで…。」

私が言った。

「うん。純平で、いいからね。」

純平君が言う。


それは、さすがにね…。

「純平君で、いいよ。」

私が言った。

そんな友達の彼氏に馴れ馴れしくできない。


「そっか。

真美と藍衣ちゃんって、スゴく仲良いんだね。」

純平君が言う。

「まぁね。一日中、一緒にいたし。」

真美が、あんたと付き合うまではね…。