いや…。
あたし、顔広いしっ!
友達も…、多い方だよっ!
知ってる奴なんてね…。
そこら中、山ほどいるよ。うん。←
けど…、待ってくれ。
桐斗、デカい族入ってるよね…。
しかも、一番強いんでしょ?
有名……、じゃないよねっ…。
あたし、知らなかったし?
あたしに知られてないと、少なくとも有名とは言えないよ。←
「…そ、そうなんだー。
誰か気になるかもー。」
私が作り笑いで言う。
気になるかも、だからね。
「藍衣、聞いたら驚くと思うな…。
ムフフっ…。」
気持ち悪いよー。
完全、頭いっちゃってるよー。

