「裕は、負けてからすぐ族を抜けた。 藍衣にも、やめろって言ったでしょ?」 なんで…、 「なんで、知ってるの?」 「俺が藍衣を探してたからだよ。」 そう言って、抱きしめられた。 「やっと、見つけた。 一年かかったけどね。」 桐斗が笑う。 裕があんなに怒ってた理由。 すべて、桐斗の思い通りになってたから。 「なんで、あたしを探してたの?」 「それは、言えない。」 いきなりで、何もかも信じられない。 桐斗は、何者?