「おはよ!多栄。」 「ぉはょ…。」 「顔色悪いよ?」 「そう?」 「どした?」 梨香にすべてを話すと、 「招待状…だったんだ!てっきり手紙で告られたのかと思ってたよ?」 「でも、高本さんとは、前から義人と仲良いから気になってたんだ…。」 「だね…。一年の時から仲良くなかった?」 「う、うん…。」 梨香はあたしの悩みを必死で聞いてくれた。 「もしかして、幼馴染みとかだったり?」 梨香がいきなりそう言った。 え? そんな話、聞いた事ないなぁ。