まったく! こんな時間に外見て何があるってのよ?? ムッとするあたしは、窓を開け外を伺う。 下の方に目をやると、電信柱の直ぐ横に人影が…。 んん? その人影は一歩前に出ると、街灯で照らされる義人の姿だった。 こんな時間に? いつからそこに居たの? 義人のあたしを見上げる姿に胸がグッとしてしまう。 あたしに手招きしている義人。 慌てて階段を下りて、義人の元へ急いだ。 義人の目の前で立ち止まったあたし。 「…………」 「…………」