辺りは薄暗くなって来てなんだか寂しくなっちゃう。 まだ一緒に居たいのに、帰らなければいけないのかと思うと、胸が苦しい。 「俺さー、就職に決めたんだ。」 いきなり進路の話? 驚きながらも、義人の話に耳を傾ける。 「で、多栄は?」 「………ん。何も考えて無かった!」 「決まりだな!」 「何が?」 「卒業したら俺の嫁さん!」 「え?すぐに結婚?」 「さっき言ったじゃん!卒業したら結婚してって。」 「そうだけど…。」 「明日、担任に言っとけ!進路は俺の嫁ってな!!」