授業中に震えた携帯。 ん? こんな時間にメール? 義人クンからだった。 【一緒に帰ろう。ヨシト】 その一言に何故か胸がギュッと締め付けられた。 屋上の記憶。 あれは確かに、うっすらと思い出せたんだ。 慌てて返信をして携帯をポケットにしまう。 そして、授業終了のチャイムが鳴り響いた。 あたし…。 凄く今、ドキドキが止まらないんだ。 義人クンの事、好きだったんだって…。 薄い記憶が蘇りかけていたから。 胸がモヤモヤするの。 好き…。 って気持ち…。