何をしてても、頭の中は多栄が占領している。 ちくしょう! 結局、多栄を忘れるなんて俺には出来ない。 って言うか、忘れたく無い。 多栄は俺の隣りに居て当たり前だと思っていただけに、余計離れているのが辛い。 そして、梨香から聞いた。 【多栄、もうすぐ退院だよ】 学校で会えるのかと思うと俺は、テンションが上がった。 もう一度、多栄と向き合う。 俺には…。 俺にとって…。 多栄がすべてだから。 そうだ! あいつに告った場所! 屋上に連れて行けば何かが変わるかもしれない。