「あら?優一くん、どうしたの?忘れもの?」 義姉さんが出てきた。 「兄さんは?」 「まだ、書斎で仕事中よ」 走って書斎に向かった。 ガチャ 「兄貴!」 「よお!優一。どうした?忘れものか?」 兄貴は一人書斎でパソコンに向かっていた。 「マナにお見合いの…婚約の話以外に何吹き込んだ!」 パソコンが置かれている机を叩いた。 「何って…そんなの優一の将来のために身を引けるか的なことだけど?」 兄貴がさらりと言う。 「兄貴!!」 兄貴の胸ぐらをつかんだ。 「優一、止めなさい」 .