「わぁ!?」 後ろからマナを優しく抱きしめた。 「マナ…ごめん…」 「優一…?」 「心配かけてごめん…」 「もういいよ…あの女の人、取引相手の人でしょ?」 やっぱり気づいていたのか… 「あぁ…アンナは大手の菓子メーカーの社長令嬢だんだよ…付き合いでな…」 「うん…」 「連絡できなくてごめんな?」 「待ってた…時差を計算したけど、仕事の邪魔だと思って…」 「俺からすればよかったな…」 それから数時間、マナときちんと話し合った。 その間、樹も雪音を部屋に入ってこなかった。 .