「マナ」
誰―?
「マナ、起きろ」
優一?もう少し寝させてよ…
「遅刻するぞ」
遅刻!?
「やだ!」
「おっ!やっと起きたか」
優一が真横に立っていた。
「おはよう」
「レポート出来たのか?」
「うん、出来たよ。」
パソコンをつけっぱなしにしてるのに気がつき、データをきちんと保存してからシャットダウンをした。
テーブルの上を片付けをしていると、キッチンの方からいいにおいがしてきた。
「ごめん。朝ごはん作らせて」
慌てて優一の側によった。
「じゃあ…今日の夜俺の言うこと聞いて?」
優一の言うこと…何か…
「マナ、変な想像してないか?」
「してないよ!」
まぁちょっとしたけど…優一って鋭い
「そうか、なら早くご飯食べよう。」
スクランブルエッグとサラダを盛りつけられたお皿を運んだ。それからトーストとイチゴジャムも
「今日の予定は?今さっき夜は俺の言うこと聞けっていってたから、夜は空いてるの?」
いつも聞いてること
「あぁ。出かける予定。」
「どこに?」
「秘密。取り敢えず、そうだなぁ…佐原の結婚式できてたパーティードレス着てて」
「わかった」
気になるけど今は聞かない
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