「お前、ホント、アレだな。俺の芸術的センスがわからないなんて、ホント、全然ダメ」

「とにかく、設定温度上げて下さいー」

相変わらず、ジェダイみたいにタオルケットにくるまったまま、ミキが涙目で訴えてくる。

「仕方ねぇなぁ」