はー。
やたらと物騒な、そして役にも立たない計画を詳細に練り上げていたシェリルの耳に、深い深いため息が届いた。
ソファに体をあずけようとはせず、手を膝の上で組み、途方に暮れた顔をしている。こんな状態にはまっちゃっている彼女。
移動した場所からは、顔が良く見えた。いや、それを狙って移動したのだけれど。
朝会った時とは違う、当然だけれどドレス姿。
若草の中にくっきりと白で花を浮き彫りにしたデザインは、さぞかしあの広間では可憐で新鮮に見えたことでしょう。
ドレスに合わせて造られたような、花の咲くネックレス。そして髪飾り。


